VANSの歴史と魅力

こんにちは！

ALIVE used clothingのケンタです。

今日は、僕が一番愛用しているスニーカーブランド「VANS」についてお話ししようと思います。

世界中の多くの人々が愛用しているVANSの魅力とは。少しでもその魅力を皆さんにお伝えできるように頑張りますので、よろしくお願いします。

VANSの歴史

舞台は1960年代後半。アメリカ西海岸カリフォルニアでVANSは誕生しました。創業者はポール・ヴァン・ドレン。当時の彼は「ランディ」という靴製造会社の副社長で、ガーデングローブの工場の損失を助けるために、兄弟のポールとゴードンを誘い、「The Van Doren Rubber Company/ヴァン・ドレン・ラバー・カンパニー」を立ち上げたのが、今日のVANSの始まりです。

VANSの立ち上げ当初は全て受注生産のみで、顧客からのオーダーを受け、出来上がった商品を手渡しで提供していました。

ちなみに、VANSはお店をオープンしたその日に12足のオーダーを受け、当日の夕方には12足全てを納品しています。

VANSにとって大切なコンセプトが「Off The Wall」。Z-BOYSでスラング会話として使われていた言葉で「普通じゃない、いかれた奴」という意味です。Z-BOYSのメンバーだったトニー・アルバが彼にしか出来ない技を決めた時、Z-BOYSのオーナーだったスキップ・イングロムが｢Off The Wall」と叫んだことから、「型破りな人」を意味する言葉として良く使われるようになっていきました。

現在でもVANSの商品には「Off The Wall」と入ったアパレルや、スニーカーが発売されています。

そんな歴史があるVANSの中で、有名なスニーカーのモデルをいくつか紹介していこうと思います。

1. Authentic（オーセンティック）

Authentic（オーセンティック）はVANSとして発売された最初のモデルで、ブランドのルーツでもあるスタンダードモデルです。

オーセンティックは、高いグリップ力とシンプルなデザインが最大の特徴で、VANSの定番でもあるワッフルソールを採用しています。

創業当初から現在に至るまで、このモデルが世界中の多くの人々に愛されているのは、シンプルなデザイン性と、どんなスタイルにも合わせやすい万能性などが要因だと思います。

流行り廃りの無いモデル。一足持っておくと良いかと思います。

2. OLDSKOOL (オールドスクール)

OLDSKOOLは1977年に発売されたモデルです。他社のスニーカーと差別化をはかるため、創設者のポール・ヴァン・ドーレンの考案でサイドの曲線によるライン｢ジャズ・ストライプ(jazz stripe)｣が採用された一足。

元々はBMX用として販売されていましたが、多くのスケーター達から愛用され、スケボーをする際によく擦れる爪先部分を補強するなど、何度も改良されて今現在の形にたどり着きました。

3.Sk8-HI (スケートハイ)

1978年に誕生した、ジャズストライプを採用したスニーカーのセカンドモデルです。

アッパーにはキャンバスとスエードが用いられ、つま先やかかとなど、スケボーをする際に擦れやすい部分にはスエードを採用しています。また、ハイカットデザインを採用し、そこにある程度の綿を入れて膨らみをもたせてあります。これは、スケーターの足首を保護することを考えた設計となっています。デザイン性だけではなく、機能性も兼ね備えたモデルです。「SK8｣と表示されるのはスケートのエートの発音が数字の8に似ているため、スラングとして採用されたためです。

現在では、スケーター達はもちろんですが、そうではない多くの人々からも人気のあるモデルとなっています。

4. HALF CAB (ハーフキャブ)

1992年に発売された「HALF CAB」。スケボー界の伝説と讃えられるスティーブ・キャバレロのシグネチャーモデルです。多くのスケーターの声が反映され、程よくボリューム感のある履き心地とHALF CABならではの特徴的なミッドカットが採用されました。

HALF CABはVANS初のシグネチャーモデルであり、当時のスケーターが独自にカスタマイズしたディテールを反映した特別なバックストーリーを持つ一足です。

30年以上経った今現在でも、VANSを代表するアイコニックアイテムのひとつとして、世界中で愛されています。

最後に

まだまだVANSの歴史は語り尽くせない程あります。僕自身もVANSのスニーカーが大好きで、中でもHALF CABはほぼ毎日履いているくらい愛用しています。デニムはもちろん、スラックスやスウェットパンツ、ショーツなど、どんなスタイルにも合わせられる万能性が毎日履きたいと思わせてくれる魅力のひとつだと感じています。これから先もVANSは廃れることのないブランドのひとつだと思います。皆さんも是非一度は手に取ってみて下さい。

本日もありがとうございました。

では、また！