こんにちは!
ALIVE used clothingのKENTAです。
先日、国内での買い付けに行ったのですが、色々と良い物をピックアップして買い付けたので、近々オンラインの方にアップしようと思ってます。宜しければ、チェックしてみて下さい!
買い付けに行った際、DickiesやRED KAPなどの王道ワークブランドの商品も買い付けたのですが、やはりワークブランドは生地感やディテール、何よりあの無骨な雰囲気が最高に良いなと改めて思ったので、今回は王道ワークブランドについて解説していきたいなと思います!
お時間ある方は是非、読んでみて下さい!
ワークブランドは、名前の通り日々、ハードワークの中で着用する作業員の為に作られた服です。なので、ハードワークに負けない耐久性と機能性が高い商品です。また、その無骨な雰囲気も人気の高い理由のひとつとも言えます。
ワークブランドと言えば、皆さんはどんなブランドを思い浮かべますか?その中でも、アメリカの王道ワークブランドと言えば、
・Carhartt
・Dickies
・RED KAP
などがあがってくると思います。僕個人的には良くDickiesのパンツを愛用しています!
その魅力も含めて、各ブランドごとに歴史と特徴、魅力などを伝えてきいたいと思います。
「Carhartt」
1889年、ハミルトン・カーハートがアメリカのミシガン州デトロイトにて設立したワークウェアブランドです。最初は4台のミシンと5人の従業員でワークウェアの製作を行っていました。デニムとダック地で構築されたCarharttのオーバーオール。これがワークブランドCarharttとして、一番初めのプロダクトでした。ハードワークに負けない耐久性や機能性がアメリカで大ヒットし、アメリカンワークウェアのアイコンとなっていきました。
90年代に入ると、その機能性と耐久性、そしてリーズナブルなCarharttのワークウェアは多くのHIP HOPアーティストに受け入れられ、ストリートウェアとしても爆発的な人気を得ていきました。
1997年、ヨーロッパにて、今までよりデザインやシルエットを現代のファッションにアレンジしたカジュアル・ウェア・ライン「Carhartt WIP」が登場しました。
現在の日本全国でもCarhartt WIPの実店舗が多く存在しており、高い人気を集めています。
僕個人的にCarharttと言えば、デトロイトジャケットが印象的ですね。ダック地と裏地はブランケット素材で構築されています。丈夫で、尚且つ保温性も高いという冬に大活躍してくれる一着です。今でも人気が高く、ここ数年で価格も高騰しています。お好き方はお早めに!
「Dickies」
1922年、いとこ同士であるC.N.ウィリアムソンとE.E.ディッキーの2人によって、アメリカ合衆国テキサス州でDickiesはスタートしました。2人は全米各地の作業現場を訪問し、各仕事ごとに異なるワークウェアとして必要な機能性を調査していきました。そして、作業員のニーズに合わせて製作されたDickiesのワークウェアは、またたく間に全米で人気ワークブランドとなっていきました。テキサスの石油労働者に向けて生産された商品が、今でも世界中で人気を集めるワークパンツ「874」です。独自の製法で、丈夫で汚れにくく、どんな体型にもフィットする「874」は大ヒットしていきます。
1990年代、ストリートカルチャーがブームとなり、西海岸のスケーター達が丈夫でリーズナブルな「874」を愛用しました。それにより、各分野のアーティストにも浸透していき、その人気は世界中にまで広がっていきました。ワークブランドとして始まった「Dickies」がファッションブランドとして世界中で認められ、その地位を確立しました。現在では、世界110ヵ国以上で「Dickies」は販売されています。
「RED KAP」
1923年にアメリカのナッシュビル出身のハーリン兄弟と従兄弟のウィリアムスが、Harlin Bros.&Williamsを創業しました。
創業当初は、オーバーオールを製造していました。その着心地の良さと、ハードワークに負けない高い耐久性が話題となり、人気ワークブランドとなっていきました。
1939年に会社名を現在の「RED KAP」に変更します。戦時中は軍服やガスマスク、フィールドジャケットなども製作していました。
今現在でも、GM (General Motors)やFORDなどの整備用ユニフォームを供給し、アメリカの多くの企業とも深く関わっています。
RED KAPの商品の中でも、特に人気を集めるワークパンツ「PT20」。Dickiesの874と同様に多くの支持を得ています。
特徴として、ツイル素材を使っており、耐久性の高さはもちろん、しなやかさも持ち合わせています。アメカジ好きを中心に多くの愛用者がいる印象です!
最後に
どうでしたか?各ブランドごとに簡単な解説をしていきましたが、まだまだお伝え出来ていない魅力が沢山ありますので、古着屋等で見かけた場合には手に取って見てみて下さい!
では、また!!